学部学科

共通教育センター

general education

人間について幅広い視野を獲得する

《専門科目》が学科や専攻ごとに特定分野の学びを深めるのに対し、《共通科目》は保健科学部のすべての学科に開講される科目です。ここでは幅広い学問分野の学びを通して、人と関わっていくうえで必要となる思考力や感受性、コミュニケーション力などを磨きます。そのため、共通科目を学ぶことは、医療人としてのみならず、社会人としての素養を身につけるための大切な課程となります。熊本保健科学大学では、共通科目として教養科目と保健科学基幹科目を設置しています。

こんな力を養います

連携協働する力

円滑な人間関係を築く力、情報を正確に伝える力。これらは、チーム医療において重要になってきます。熊本保健科学大学では、異なる職種が医療現場で働くことを念頭におき、学科の枠を超えた講義やセミナーを通して連携協働する力の涵養を目指します。


広い視野で考える力

人間が創造してきた文化、人間が織りなす関係としての社会、人間を含む自然の秩序など、多岐にわたる授業と、様々な視点から人間の営みを見つめることにより、医療に従事する者としての立ち位置を広い視野から考えていきます。


グローバル社会に対応した英語力

医療現場も国際化を迎える今、日本語を母国語としない人々ともチーム医療を展開していくため、多国籍な患者と意思疎通を図るため、実践的な英語力を鍛えます。自学修得も可能なe-ラーニング英語学習システムを導入しているほか、TOEIC??受験もサポートします。


情報リテラシー

情報を収集、加工、発信する力は、日常のあらゆる場面で求められます。それに伴い、情報モラルはますます重要となっています。コンピュータ操作の習熟と共に、文献検索やレポート作成、研究発表など、実践的な力を身につけます。

保健科学基幹科目とは

チーム医療に携わるうえで連携の基盤となる力を、基礎的な知識から現場での応用に至るまで、 幅広い学びによって培います。また、保健医療に関する概論、医療倫理のほかに、チームワークやリーダーシップに関する学科混成の演習などを配置しており、自分の専門分野と異なる医療職種について理解を深めるための、通称「他学科概論」もあります。保健科学基幹科目での学びを通して、医療に従事する者が理解しておくべき医学、医療の基礎を身につけるとともに、生命、健康、病気、予防、治療、生命倫理、そして死などについて知り、医療の基本的な概念を理解します。日頃から、医療制度の仕組みやその問題点について、新聞やテレビなどの報道に関心を持ち、複数の視点からそれらを説明できるようにしましょう。

チーム医療演習

チーム医療に関連する授業科目「チーム医療演習」では、3学科(医学検査学科、看護学科、リハビリテーション学科)の学生がチームを組んで演習を行うことにより、専門領域を横断した形で相互理解を深め、臨床の場においてチーム医療を行うことができる資質を育てていきます。